少しだけ近況報告
私のサイトの開設時期。二年目の夏のボーナスで自分用のパソコンを買い、サイトを立ち上げた。だから、私の年齢はだいたいわかると思うけど、まぁいわゆる中堅社員といった感じ。
そんな私に新しい仕事が舞い込んできたのはつい二ヶ月ほど前。今までの勤務がお客さんに評価された言わば大抜擢とも言える仕事である。
私の結婚式の主賓の挨拶をしてくれた、今は執行役員になっている三つ上の上司は、その仕事の話を辛いかもしれないがお前がやりたいならやってこいと言ってくれた。そして、、、その仕事を受けた瞬間に自分の生活は大きな変化が生じた。
正直。今までの仕事だって自分以外にできる人が限られている仕事で引き継ぐのも大変な作業の状態だからこそ、ボロボロだったりする。ここだけの話かなり精神的に参っている。
それでも、家族のため、評価してもらったお客さんや上司や何よりも自分のために歯を食いしばって頑張るしかないのである。少なくても逃げることはもう絶対に出来ない。
そんな状態で強引に健康診断をねじ込んで行った横浜戦は、それだけの価値がある試合だった。
もし引き分けていたらどうだったろうか?
もし早いうちに得点が決まって楽な状態ならどうだろうか?
自分が久しぶりにブログなんて書いたからいけなかったのか?
自分が忙しいさなか三ッ沢に行ったのが行けなかったのか?
いつも腰に巻いているタオルマフラーを首に巻いたからなのか?
はたまたインドネシアに行っているはずのこの男が来たからなのか(笑)?
もし、引き分けていたとしても、ターニングポイントにならなかったかもしれない。
だけどこの試合はあの展開で勝ったことによりターニングポイントになり得た試合になったのかな、、、とは思う。
そして、、、自分自身にもターニングポイントになった試合と言い切れる試合になった。
あの試合展開と
ボールを転がってきたときに、確実に決めようとお手本のように、蹴る方向を確認してしっかりと抑えたシュートを放つまでのナオの姿と
そのシュートがゴールに吸い込まれる瞬間と
その後にはにかみながら、ゆりかごをしたナオの姿は絶対に忘れられない風景になった。
後はその瞬間を自分の大切な仲間と共有でき、ピッチの中の選手の喜んでいる姿もね。
言うなれば
あの、シュートを思い出せば、つらい仕事も前向いてやれる。
あの、シュートを思い出せば、また、どんなに忙しくても東京のために時間を作りたいと思えるようなシュートと試合であった。
振り返れば、少なくても、ナオにはどん底な精神状態の時に一回助けてもらっている。
偶然だけど、五年半前新郎である私の退場曲に選んだのはdown beat stompなんだよね。
その時は確かにナオが一番好きだから選んだ訳ではないけど、今振り返ると感謝しています。
そして、これからもね