中編はフランスに行くまでの経緯と感想を…
突然だが、私はサッカーが好きと言う方でも、海外厨と呼ばれる方とはあまり話しは合わないとは思う。もっと言うのだったら、スカパーなどで見ていつか贔屓のチームのホームスタジアムに足を運ぼうとは考えそうに無いかたがたとは。
言い方が悪いのだが世界クラブサッカー選手権や贔屓のチームが日本にやってきて日本のクラブチームと試合をしたとしても、それは単なるエキシビジョンマッチの域は抜け出す事が出来ないと思う。それはスタジアムの雰囲気が戦う雰囲気になることは絶対無いから。
例えば今回決勝に進出したアーセナルやバルセロナのハイバリーやカンプノウの雰囲気はスタジアムだけではなくそこに足をはこぶファンの雰囲気があって成り立つものだと思う。だからそのような所に足を運ぼうともせずにやれアンリのプレーがどうだとかロナウジーニョのプレーがどうだとか挙句の果てにJリーグは見る価値を与えるサッカーリーグで無いとかそのような話がテレビの雰囲気だけで答えられた日には無償に腹がたつことがある。
それはジーコがスポーツヤァで言っていたように暑い日も寒い日も一緒に戦ってくれる人と、暑い日に涼しい部屋でぬくぬくと見て論評を言う人の違いを言っていたのだがまさしくその通りだと思う。
誤解しないで欲しいのは、なにもJリーグを応援しているファンがすばらしいとは思っていないこと。私だって今のバルセロナと東京を比べてそれでも東京が絶対に良いなんて事は言うつもりは無いのだが。
ただ、海外厨の方がJリーグ批判をするのに反発する為にはやはり向こうのサッカーと言うのは実体験したいという思いがあったりはした。
で、今の奥さんとは今回が3回目の海外旅行になる。あのサイトを開いてからヨーロッパ方面に向かって3回も旅行している。1回目はローマとナポリ2回目はニューヨークそして3回目は今回のフランス(ニース/モナコ/パリ)
実は2回目はイギリスにいくつもりをしていた。(多分日程的にはリバプールvsチェルシーを見ていたかも)しかし、その旅行日程が決まりかける寸前に地下鉄爆弾テロみたいなものが2回起きた事により、断念する事になった。結構凹んだのだが、それはそれで楽しかったので
そんな時に、見かけた一つの記事
チャンピオンズリーグ決勝会場はパリのスタッドドゥフランスと言うところ。正直サッカーのためだけに行くというのは気が引けるのだが、逆にフランスのパリだとしたら観光もかねて良い旅行になるかもしれないと思ったりはした。確かに決勝である以上両チームのホームではない
だけど、両チームのホームではないがチャンピオンズリーグのファイナルである以上比較の対象ではないのかもしれないのだがナビスコカップや天皇杯の決勝しかも、赤いチームが来たバージョンのごとく、盛り上がる可能性が高いと思い、ちょうど行きたかった場所にも上がっていたので、狙って新婚旅行で行く事になった。
購入を決めたのは色々なところを加味してベスト8が決まった時に購入した。その時はぶっちゃけ同じリーグのチーム同士でなければ、ベンフィカvsビジャレアル出なければ良いかなぁっと
で、そんな事を思っていたらどうやらとんでもないカードになってしまった。
アーセナルvsバルセロナ
この2チームチャンピオンズリーグの常連でありながら決勝に進むのは初めてもしくは久しぶりとの事。そして2チームともパリまでの道程はそんなに遠くは無いという事でえらく高い数値になってしまった。決勝が決まってからのチケットの取引値段はなんと50万から70万円中には100万円出しても良いと言うものまで現れたりした。
我々の買ったときの値段も正直”高っ”って思ったのだが、今思うととんでもないカードになったものだって思ったりはした。
まぁ色々あったりしたのだが…当日のスタジアムの雰囲気はカンプノウでもハイバリーでもなかったものの、1発勝負の決勝戦と言う雰囲気をかもし出してくれるような良い雰囲気になってくれた。両サポーターとも戦う気持ちを全面に押し出して戦っていたとは思います。
で、その中で、アーセナルもバルセロナもやっぱりファンの年齢層は味スタよりも若干高め。それはパリと言う場所のせいなのかもしれないのだが、特に女性は恋人同士、夫婦同士、家族ずれなんて方々が多かった。
その中で、どちらにもいた60代を超える老夫婦らしき2人組みが特に印象に残った。勝ったバルセロナにしても負けたアーセナルにしてもその方々は長年観てきたかどうかは私にはさっぱりわからないのであるが、もし何十年もの間見つづけているのであれば、もちろん勝利が最高の思いでなのだろうが、例え敗れたとしても良い思い出になったのではないであろうか?
いつもとは違う視点で見ることができたことも含めて、今までに無い楽しい思い出になってくれたかな
まぁ…私の奥さんは知っている方はいらっしゃるとは思いますけど両方とも東京繋がりで知り合った2人。遠い将来の日々もそこで出会った老夫婦の様に長く観る事がで着れば良いなぁとは思う。まぁ義務ではないので絶対とは言いきれないのだけど