さて、気が付けばこのサイト1年近く更新していなかったわけであってすいません
とりあえず、生きています。開幕から1か月ほど経過し、2人の子供の子育てに格闘しながらも、アウェーの戦いに顔を出すことは全くできていませんが、とりあえずホームには行っています。
で、フィッカデンティ体制に代わってリーグ戦は2勝3敗2分け、カップ戦は1勝1分け
結論から言ってしまえば、前任者ポポビッチのサッカーを継承せずに変えて新しいサッカーを構築しようとしているフィッカデンティのサッカーに加えて、ルーカス・アーリア・チャンヒョンスという去年の主力を3人も失い、けが人がいるとはいえ上積みの要素がエドゥーしかいないという現状、そして、新たな選手や監督が新たな環境で既存の選手以上にフィットするのは難しいと思っている。だからまだ長い目で見る必要はあるのかな
本田がACミランで最初からフィットしていないのはインテルで長友が最初はフィットしていなかったのと同じ。
このたとえはいいかどうかはわからないがモイーズがマンチェスターユナイテッドで成功をまだ収めていないからと言って、今後マンチェスターユナイテッドで成功を収める可能性がないとは限らないと思う。
もちろん、監督や選手には相性というものが合う。どんなにスーパーな監督や選手であろうともJリーグというリーグで戦う力やFC東京というチームにあわない場合もあるから必ずしもどんな場合でも見守るとは言わない。もちろんプロの監督やプレーヤーとしての器でなかった人もいるかもしれないが、多くの場合は東京のサッカー・日本のサッカーにあわなかったもしくはタイミングが悪かっただけだと思っている。それは多くの東京で失敗した選手や監督・スタッフにも当てはまるとは思うのだが
ただし…気になるのは、一度リセットしようとしているフィッカデンティ監督の考えは東京の首脳陣の想定していたことなのか?ということ
去年までの東京は自分たちの理想のサッカーを行えば結果は自ずとついてくるということが目立っていた。確かにはまった時のサッカーは楽しいものだが、一方でどうしても破れない壁というものがあったのは否定できない。
その中でフィッカデンティ監督のサッカーは目新しいものではないのかもしれないが、攻撃に選択肢を増やそうとしているし、自分たちのサッカーを貫くということもそうだが、それにプラスして相手のサッカーを揺さぶることもしているように思える。
細かい戦術変更や固定化しない選手起用などはイタリア人監督らしいなと思ったりする。
だから2連勝のあと、広島に負けたのは悔しいけどいいサッカーをしているなぁと思ったりもした
その反面、川崎の惨敗と広島の惜敗。失点のタイミングが早いか遅いかの違いだけで、強いチームに先制点を奪われた時の打つ手の少なさといまだに東京にはない、悪い流れでもいい流れでも勝ちきるための決定力はいまだに足りないのかなと
それと、守備から攻撃の切り替えの早さの反面攻撃から守備への切り替えの遅さも気になる。
まぁとりあえずは去年の川崎や一昨年の横浜のように4月になってから勝利をあげたとしても、戦術がはまり、勝ち点を積み重ねれば最終的には上位に進出できる可能性もあるリーグなだけに、とりあえずチームとしての勝ちパターン。勝ち点を積み重ねていくためのチーム作りになってくれることを願いたい
と思うがままに書いてみます